「PRINT NEXT 2010」に参加して
竃k島シール印刷所
北 島 國 芳


 2月5日〜6日に開催されたPRINT NEXT2010に、企業創りゾーンで行われた展示会ブースのサポートとして参加してきました。
 展示会は青年部として3回目ということで、みなさん手際よくブースの設置を行っていました。出展にあたり、業界変革への取り組み、感性価値創造、高付加価値製品開発、MUD(メディアユニバーサルデザイン)への挑戦、他社にない独自性などの取り決めがありましたので、今回は展示用のサンプル品を青年部のメンバーに作っていただき展示することにしました。
 初めてのことなのでブースに来てくださった方の反応もまちまちでしたが、シールのPRを前回とは違った形で出来たのではないかと思います。
 展示会以外にも講演やプレゼンテーション、パネルディスカッションなどが行われていました。企業創りゾーンではTOMAコンサルタンツ代表取締役・藤間秋男氏による「経営理念から始まる組織作り」―100年続く企業に学ぶ会社存続・発展の法則―の講演がありました。
 これはセミナー形式で中小企業経営におけるリーダーの感性の重要性と、そこから生まれた理念を組織にいかに浸透させる事ができるかに焦点を当て、企業経営の根幹とも言うべき分野について勉強させていただきました。
 同展は、縮小する印刷市場の中でただ止まるのではなく、自らが進むべき道を切り拓き、新しい価値観と創造性を身に付け、各々がリーダーとして周りを明るく照らし、印刷業界をより良いものにして行く、そこから社会全体を変えて行けるぐらいの大きな推進力を得ようというものでした。実行委員の方々、PRINT NEXTを成功させようと尽力されてきた人の思い、これからの印刷業界でイノベーションを巻き起こし未来の日本を自分達で作っていくという熱意・心意気を感じることができました。
 このような貴重な体験を得る機会をいただき、高橋部長ならびに実行委員の臼井氏、藤井氏、(有)アームシール・高橋氏、椛蜩激}ーク工業・清水氏に深く感謝いたします。ありがとうございました。
臼井特殊印刷
臼 井 利 彦


 途中からではございますが、印青連より実行委員として参加させていただき、大変勉強になりそして、色々な方々とお知り合いになれたこと本当に感謝しております。
 最初の実行委員のメンバーは、約1年半も前から、打ち合わせを始め、何度も議論しあい当日を迎えました。これからの印刷業界は、まだまだ希望に満ちている、まだまだ捨てたもんじゃない、自分たちで切り開いて行くんだという意気込みや熱い情熱みたいなものが伝わってきました。
 このプリントネクストは、本来ラベル組合は参加できないのですが、印青連を通じて参加できることになり、大変うれしく思っています。そういった機会を大切にし、それを明日につなげていく気持ちを持つことで新たな変革が生まれてくると思います。
 なぜラベル青年部に展示会出展の要請がきたか、それは見本市やミニ機材展に青年部の取り組みが他の組合のみなさんに認められたからだということです。青年部も変革がもとめられています、これからもこういった機会を大切にし、この先の青年部や業界の未来に少しでも役立てて欲しいと願います。
 今回急な事ではございましたが、高橋部長を初め展示会にご協力を頂きました、皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
泣Aームシール
高 橋 浩 次


 2月5、6日 文京区 椿山荘にてPRINT NEXT2010が開催されました。参加人数は、約600名。ラベル青年部も印青連よりオファーを受け、大進ラベル印刷梶@藤井崇徳氏、臼井特殊印刷梶@臼井利彦氏が実行運営に加わり、青年部としては、展示ブースに出展いたしました。
 企業創りゾーン、地域創りゾーン、人創りゾーンと分け印刷業界の大きなイベントでした。展示、講演、ディスカッションと様々な内容にあふれ、企業ゾーンでは、経営理念から始まる組織作り、後継者問題など。
 地域ゾーンでは、地域資源、地域活性など新たなビジネス展開についての講演、「地域力〜学生とのコラボ」と題し、現役学生達と企業の社長さんによる地域活性プロジェクトを試験的に日数をかけ実地。その結果を当日発表していました。なかなか興味深い視点からの内容報告に触発される部分も多くありました。
 人創りゾーンでは、青年部ブースでは、シール印刷物や全日の冊子などを展示。椛蜩激}ーク工業さんも出展され共にタッグを組み、シール業界アピール。他業界や学生など多くの方が見学に訪れていました。(後日、数名の学生が大東マークさんを訪問、見学されたそうです。)我々も他のブース等を見学し印刷業界というものを様々な面から見られたのではないかと感じています。また、出展企業の中で「PRINT NEXT2010大賞」が行われ、椛蜩激}ーク工業さんもノミネートされました。
 また、小中学生を対象に「未来の印刷」というテーマで絵部門、作文部門に分け作品を募集し、優秀作品、など受賞作品の発表と表彰式も行われました。
 全てを報告出来ない程の二日間を体験いたしました。
 最後にPRINT NEXT二〇一〇実行運営委員会の方々、ラベル青年部に協力して頂いた皆様に感謝いたします。  材料協力会社 潟tナミズ刃型製版、マルウ接着梶A泣Gルテック、葛ム精社、リンテック梶@印刷協力、参加会社 臼井特殊印刷梶A大進ラベル印刷梶A国森千菜ちゃん、英里ちゃん、竃k島シール印刷所、泣c潟^プレス印刷、泣Aームシール
大進ラベル印刷
藤 井 崇 徳


 まずは楽しかった、の一言です!これだけの大イベントをやったこと、それももちろん素晴らしい事なんですが、やるまでの日々の積み重ね、またやってからの反響、それらすべてが素晴らしかったです。
 そしてそれらを教えてくれたのは、大学生を含めた子供たちです。いままでいろいろな印刷業界のイベント事を見てきました、それらすべてのイベントで、もっと言えばこの業界で国内最大のイベントであるIGASですら子供達の姿を見ることはほとんどありませんでした。
 今回、大人だけのためではない印刷イベントを実現できたと思います。ラベル青年部・大東マーク工業さんのブースにたくさんの子供達が集まってくれました。
 子供達はシールが大好きです。?シンプルに「これかわいい!」「これきも〜い」と素直に言ってくれます。本当にうれしかったです、いままでに感じたことのない喜びでした。
 僕は思いました、売れる物っていうのはこういうことだと、人が感動するもの、人が笑ってくれるもの、人の心に響くものだと。僕らラベル組合でもそれをもう一度考えてみるべきではないでしょうか?
 その確かなフィーリングを得られたことが、今回のPRINTNEXT2010実行委員をやった何よりの収穫です。
 急遽いろいろな事をお願いしてしまったのにも関わらず、必要以上のご対応をしてくださった、大東マーク工業の皆様、本間専務理事、高橋部長、高橋邦浩様に対しこの紙面を借りて御礼をさせていただきます。

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