青年部国内研修旅行
(株)三條機械製作所見学と弥彦温泉
 10月27日〜28日にかけて部員8名で1泊2日の国内研修旅行を行いました。
 今までは青年部のみで研修旅行を行ってきましたが、今回は親組合の企画のお誘いが有り企業視察を合同で行いました。
 研修内容は新潟県に本社・工場を構える(株)三條機械製作所にてコンパクトな間欠輪転印刷機の操作と見学をさせて頂ました。
 まず、青年部は27日の朝、上野改札口に集合して参加者全員、新幹線で燕三条に向かいました。親組合のお誘いという事で多少緊張しつつ駅からタクシーに乗り現地に着き、早速工場で機械の簡単な説明を受けました。その時点から神奈川青年部の須原部長が参加してくれました。
 三條機械製作所は産業機械、工作機械、たばこ製造プラント、鍛造製品、ダイカスト金型やロータリーダイ、そして印刷機の製造を手掛けていました。
 親組合のメンバーは午後に到着して見学をするスケジュールになっていたので、それまでに青年部は今回見せてもらう機械を操作して印刷物を仕上げておく段取りで担当の方から操作の仕方を指導してもらいました。
 操作させてもらった機械は、ES−150間欠式凸版輪転印刷機で原紙幅150mmの4色機で、版のデータは前もってこちらで用意した物を使い、版は作ってくれた物を使いました。(抜き装置は平抜き・ダイカット選択可)
 操作担当は、高橋さん(アームシール)・川端さん(信星シール)の2名で、順調に操作をこなし製品を仕上げる事が出来ました。
 昼食を挟み午後からは親組合と一緒に会社概要と機械について説明を受け、組合のメンバー全員で印刷工程を見学しました。
 ES−150のコンセプトは、現在有る平圧機の数割がターゲットで、コストを抑えた4C平抜きを目指して開発されたという事でした。
 利点として、ISOの標準化(時間工数の明確性など)に適していること、送り精度等が高い水準に有る等で、実際操作した人も操作性の良さを感じたと感想を持っていました。
 午後4時頃見学会も終り、親組合のメンバーは帰路につきました。
 青年部員は三條機械製作所を後にし、社員の方達の好意により弥彦神社で有名な弥彦温泉の宿まで車で送って頂きました。その後は早々に温泉に浸かり、食事と宴会をして部員同士と神奈川青年部の須原部長を交えその日の反省会と親睦を深めました。
 28日は朝帰る人がいたので、弥彦神社を参拝して最寄り駅に行き、残りのメンバーは寺泊まで足を伸ばし市場を見学して昼食を摂った後、帰路に着きました。
 今回の研修旅行では、有意義で色々な興味が有る内容の見学会だったと思います。