2011年8月20日  移動サロン
青年部の勉強会として


  平成23年8月20日にラベル組合青年部の勉強会として、印刷産業青年連絡協議会(以下、印青連)の「印青連だからこそできる工場見学会PART3」に青年部員8名が参加してきました。今回は東日本大地震もありましたので、もしものときの防災行動力を身につけようと、始めに本所防災館に行き、お昼を浅草の雷5656会館にて食べた後、2班に分かれて(有)篠原紙工と(株)セントラルプロフィックスを見学しました。
  (有)篠原紙工では、篠原専務のあいさつから始まり、1階で中綴じ・のり綴じを機械を動かしながら説明、同じ印刷物を使い違う綴じ方をすることで、それぞれの綴じ方の利点がよく分かりました。見学者に分かり易いように段取りされているのが感じられました。
  2階ではメールブック加工や折りと綴じのコラボレーションを、ただ見せるだけでなく、ポイントを抑えた説明をされていました。その後、会社説明と質疑応答があり、篠原専務のアイデアで新しい形の綴じ方を追求していることや、エコ・安全性・表現力に力を入れている、常に製本の探求をしていることが伝わってきました。
  (株)セントラルプロフィックスでは、田畠社長から映像を使って、コア事業は製版業である、オリジナルCMSで仕上がり品質の向上を図っている、四六全の本機校正ができるなどの説明がありました。
  そして四六全枚葉オフセット5色機の実演、高度な品質と短納期への対応、最新鋭印刷機を始めとする設備環境、工具・インキの管理等を勉強させていただき、社内の展示室では、3D彫刻&プリント、大判インクジェット、デジタル油絵を見学させていただきました。
  写真から油絵調に印刷できたり、立体彫刻+高精細印刷でインパクトのある商品を作られていることに驚きました。印刷のスピード、品質管理、新技術の開発とどれをとってもすばらしかったです。
  アイデアあり、最新技術ありと、とても貴重な勉強会であったと思います。工場見学後は上野のフーズフーズにて納涼会も行われました。納涼会も大いに盛り上がり、途中アクシデントもありましたが、概ね無事に移動サロンを終えることができました。
  参加された青年部員の皆様お疲れ様でした。そして、すばらしい移動サロンに参加させていただいた印青連の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。





|  活動報告へ |  TOPへ |