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bQ5500
平成16年8月号00
00東京都ラベル印刷協同組合
00111-0051 東京都台東区蔵前4-16-4
編集:広報・情報システム委員会00
TEL(3866)4561 FAX (5821)644300

ラベルニュースbQ55号 メニュー
  ●初心者のためのパソコン講習会を開催
    10月に週2回、8回コースで
●こんな話、あんな話
  若者に苦労の大切さを
  ●今期初の支部会、両支部とも盛り上がる ●組合員短信
  ●情報広報システム化委員会よりお願い ●No.43 健康がいちばん!
  『漢方薬とは』
  ●9月24日(金)講演会開催
    二次元コードの仕組みと導入事例
●なるほど・ざ・新製品!
  第86回 『三條機械製作所』
  ●産業交流展2004
    10月22日、23日東京ビックサイトで



初心者のためのパソコン講習会を開催
10月に週2回、8回コースで
「今さら人には聞けないしというあなたに」
都立飯田橋技術専門校の全面的な協力で

組合では十月より都立飯田橋技術専門校の全面的な協力を得て『初心者のためのパソコン教室』を開催することになりました。ぜひこの機会に、パソコンを一から勉強してみませんか。

■実施日時と内容
実施日 時 間 内  容 講  師
10月5日(火) 18:30



20:55
機器・OSの基本操作 東京都講師

 吉田 富美代

石井 雅代
10月7日(木) Wordの基本操作(1)
10月12日(火) Wordの基本操作(2)
10月14日(木) Wordの基本操作(3)
10月19日(火) Excelの基本操作(1)
10月21日(木) Excelの基本操作(2)
10月26日(火) Excelの基本操作(3)
10月28日(木) その他の基本機能、まとめ

 いまやIT社会の到来で、パソコンが扱えないで肩身の狭い思いをしたという方も多いはず。とは言っても「今さら人に聞けないし」という方のために、組合では『初心者のためのパソコン教室』を、10月より開講することになりました。
これは都立飯田橋技術専門校(キャリアカレッジ飯田橋)の全面的なご協力を戴き、オーダーメイド講習として実施するものです。
 パソコンの基本である文書作成(ワード)、表計算(エクセル)の基本操作を重点的に勉強しますので、八回の講習であなたはパソコン恐怖症から解消されるはずです。いままでに習ったけど忘れてしまったという方や、もう一度初めから勉強しようという方もぜひご参加ください。
 実施要綱は次の通り。

■受講対象  組合員及びその従業員
■申込方法  すでに送付済みの申込書に必要事項を記入の上、FAXにてお申込みください。申込みと同時に受講料もお振込みください。振り込み確認次第、正式な申し込みとなります。
■締 切 り  9月6日(月)必着でお願いします。
■実施会場  都立飯田橋技術専門校(申込書の地図参照)
■定  員  20名(定員になり次第締め切り)
■受 講 料  6500円 テキスト代2100円 合計8600円



今期初の支部会、両支部とも盛り上がる
西支部会

 今年度初の西支部会は、7月22日(木)午後6時より、池袋の『川松』に於いて、15名が参加して開催されました。
 森田副支部長の司会で初めに植田支部長が「この猛暑の中お集まり戴きありがとうございました。株価などを見ていると景気は確実に回復基調にあることは間違いないと思います。ただ我々のところにまでは来ていないので、もう少し我慢のしどころだと思います。
今日は久しぶりに池袋で開催しましたが、大いに懇親を深めて頂きたいと思います』と挨拶しました。
 続いて任意団体『ヴィープス』の代表である松浦保氏が、ヴィープスについての概要説明を行いました。
 さらに、宣広プロが開発した糊殺しのサンプルが配布され、さながら会場は技術研修会となりました。
 ある参加者は「支部会というのは、お互いがこうやって顔を合わせて、意見の交換をする場で、テーマが無いから意味が無いというのはおかしい。テーマは自分たちが持ち寄って参加すべきだ。西支部はテーマなんか無くても、いつもこんなに盛り上がっている』と語っていた。
 盛り上がるにつれ、たまには一泊でやろうという声が出て、次回は一泊で支部会を開催することがその場で決議(?)され、相変わらず賑やかな西支部会でした。

大いに盛り上がった西支部会

東支部会

 一方、東支部会も7月23日(金)午後6時半より上野の『贔屓屋』に於いて、16名が参加して開催されました。
 初めに坂内支部長が「この暑い中ご出席いただきありがとうございます。今年度初の支部会ですが、大いに懇談。情報交換をして頂きたいと思います』と挨拶し、嶋田副支部長の音頭で乾杯をしました。
 続いて平田情報広報システム化委員長が、「10月から『初心者のためのパソコン教室』を開催しますので是非とも参加してください』と呼びかけました。
 支部会に初めて参加した組合員は『こうやって同じ仕事をするもの同士が、胸襟を開いて、情報交換をするというのは大変いいことだと思いました。参加して本当によかった』と語り、途中坂内支部長が、四国の年次大会や、ラベルコンテストについて説明するなど、熱のこもった支部会でした。
 最後に松浦副支部長の音頭で、威勢よく一本締めで支部会は無事終了しました。

組合事業について坂内支部長が説明



情報広報システム化委員会よりお願い

 情報広報システム化委員会(平田登起男委員長)では、組合のホームページをさらに活用して頂くための組合員の皆様からのご意見を募集しています。
 こうして欲しいとか、こういうものも掲載して欲しいなどのご意見をホームページのフリー掲示板に奮ってお寄せください。




9月24日(金)講演会開催
『二次元コードとは
その仕組みと導入事例』
デンソーウェーブのQRコード 

 技術・環境対策委員会(森田賢委員長)は、最近脚光を浴びている二次元コードについてもっとよく知ろうと、9月24日(金)午後6時より、秋葉原の東京都中小企業振興公社ビルに於いて、「二次元コードとは、その仕組みと導入事例」と題して講演会を開催することになりました。
 ここ最近、自動認識システムの導入が各企業で検討され始めている中、大容量の記憶が可能で、しかも導入費用が極めて安価な、二次元コードが注目を集めています。
 これまで二次元コードは、FA、物流関連分野を中心に市場を拡大してきましたが、最近になって携帯電話を利用したチケットレスサービスや形態通話料の決済をコンビニでできるサービスなどの新しいアプリケーションが登場しています。
 バーコードには馴染みがありますが、二次元コードについてはほとんど知らないのが現状でので、この際、講演会を開催し二次元バーコードに勉強をすることになりました。

■日 時  平成16年9月24日(金) 午後6時より8時
■会 場  東京都中小企業振興公社ビル3階 第4会議室 千代田区神田佐久間町1−9 JR秋葉原駅徒歩3分 東京メトロ岩本町駅徒歩5分
■テーマ  『二次元コードとは その仕組みと導入事例』
■講 師  潟fンソーウエーブ 自動認識事業部営業部マーケティング室 谷藤由利氏
■申込み  すでに送付の申込書に記入の上、8月31日(火)までにお申込み下さい。なお、定員(40名)になり次第締め切らせて頂きますのでご了承ください。




産業交流展2004
10月22日、23日
東京ビックサイトで
出展企業募集中!

 東京都などでは、来る10月22日及び23日の2日間に亘り、東京ビッグサイトにおいて「産業交流展2004」を開催します。また、併せて次の要領で出展企業を募集しております。
 「産業交流展2004」は、首都圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)に事務所を有する中小企業、事業協同組合、企業組合等が分野を超えて相集い、優れた技術や製品を一堂に展示し、中小企業の受発注の拡大、企業間連携の実現、経営革新の情報収集など、首都圏の産業を振興するため、広域連携を図っていこうとするもので、今回で第7回目を迎えます。
 組合関係各位をはじめ、皆様方のご出展をお待ちしております。

《出 展 概 要》
■開催期間  10月22日(金) 23日(土)
■開催場所  東京ビックサイト西1、2ホール
■募集企業  550社
■募集分野  情報、環境、医療・福祉、機械金属の4分野(税込み) 1小間9平方メートル 複数小間の申し込みも可能
■募集締切り  8月31日(火)まで
■問合せ先  東京都産業労働局商工部調整課 電話5320−4744




こんな話、あんな話

  このコーナーは、一般紙や業界紙などに掲載されていた、ちょっと面白い話、ためになる話を紹介するコーナーです。今回は日経産業新聞「高齢者社会の経営問う」に掲載されていた、京セラ名誉会長稲盛和夫氏の記事からです。

若者に苦労の大切さを

 年金の議論で高齢者の需給のために、若者が負担を強いられると言われ、漠然とした不満が一部にあるだろう。上の世代が詰まっているから若者の就業機会が奪われるとの危惧も聞く。
 しかし、近く定年を迎える団塊の世代などに比べ、やる気さえあれば若年層の方が職を得るのは楽なはずだ。
 豊かな時代に苦労もせずにきたから愚痴も出るのだろうが、満ち足りた社会での上の世代への不平不満は社会現象として悲しい。
 若者にポジティブな思考を期待するのは「もう年寄りは引退しよう。40歳代の若手にバトンタッチしよう」と主張してきたからだ。
 しがらみまみれの年寄りでは日本の再生は難しい。若さは暴走する可能性もあるが、勇気があり、しがらみに縛られず、リーダーに必要な純粋さも残す。未熟さはあってもいい。若者に託すべきだと思う。
 年寄りたちがそう期待すれば、若者も「それならわれわれも頑張ろう」と言ってくれるのではないか。
 京セラでも40歳代後半の執行役員が生まれた。若い人にチャンスが出てきたので、皆張り切っているようだ。
 年だけ取っていて能力がない人が年功序列で前に出て会社をだめにしてしまってはみんなが不幸になる。だから抜擢人事で若手に追い越されても「奴なら能力があり会社は安泰だと考えるようにした」と訴えてきた。
 人を作るには一見無慈悲と思えても苦労をさせるしかない。今の会社を支える30歳、40歳代は日本が豊かになってから青少年期を過ごしたため苦労を知らない。経営者は理詰めで説得し、苦労の大切さを悟らせなければならない。
 京セラが買収したある会社はフレックスタイムで出社時間はバラバラ。朝礼はなく社員は会社の現状すら知らなかった。だが、派遣した幹部が「会社とはこんなものではない」と説き続けたら、業績に関心を持つようになり、黒字転換できた。理解できれば人も会社も代わるものだ。




組合員短信

 東京営業所を移転

 タニダ鞄結梔c業所(東支部)は、このほど左記に事務所を移転しました。
 住所 千代田区神田練塀町一番地 〒101-0022
 電話(5297)6425
 FAX(5297)6426

 本社事務所を移転

 鞄本ラベル( 西支部)は、このほど左記に本社事務所を移転しました。
 住所 板橋区東坂下1−19−14 〒174-0042
 電話(3558)8611
 FAX(3558)9226



No.43 健康がいちばん!
『漢方薬とは』

■漢方薬とは
 漢方薬はいくつもの生薬を組み合わせて作られる薬です。漢方薬は、数千年の年月をかけて、患者さんの症状に合った生薬の組み合わせ(処方)を生み出しました。
 それをもとに、日本の現状に合わせて発展させてきたのが漢方薬です。
 小さくきざんだ生薬を煎じてのむ、伝統的な煎剤もありますが、今、わが国で広く使われているのは、煎じ薬を乾燥させてアルミパックに入れ、持ちやすく、また飲みやすくしたエキス剤(医療用漢方製剤)です。

■治癒力を高める効果
 漢方薬の基本的な考え方は、人がもっている 病気を治す力を高めることです。
 よく「漢方」イコール「漢方薬」と思っている方がいますが、漢方薬は漢方医学という東洋医学の一部で、他に針灸、養生、按摩、気功・太極拳なども、漢方医学の治療法です。
 これらはみな、誰もがもともと持っている、病気と闘い、治す力(自然治癒力)を高め、からだを整えることを基本にしています。

■個人重視で使い分け
 漢方薬は、一人ひとりの個人差を重視して、 使い分けています。そのため漢方は、病名で診断することだけでなく、患者さん一人ひとりの体質や病気の状態を見きわめながら、最適な漢方薬を使い分けていく、いわゆる「オーダーメード」の治療だといえましょう。
 ですから、同じ病気でも患者さんの状態によってのむ薬が違ったり(同病異治)、ひとつの薬がいろいろな病気に応用される(異病同治)こともあります

■民間薬とどう違うのか
 民間薬は、生活の知恵で伝えられてきた薬です。「民間薬」とは、ゲンノショウコがお腹にいいとか、ドクダミが肌にいいなどと、身近な植物をある症状に使ってきたもので、普通は一種類の植物だけを使います。
 昔からの経験を言い伝えた、いわば生活の知恵で、お医者さんが処方薬として用いることはありません。
 また、最近ブームになっているハーブも、ヨーロッパなどの生活に古くから根づいている民間薬で、料理や健康増進のために利用されています。

■高齢社会に適した薬
 これに対して漢方薬は、数千年にわたる効き目や安全性に関する長い経験に基づいて、特有の理論体系を築き上げ、その理論と患者さんの症状に応じて、いくつもの生薬を組み合わせて使うようになっています。
 そのため、一つの漢方薬でさまざまな症状を治し、複合的な効果を期待することができます。
 まさに、高齢社会を迎えて、いくつもの症状をかかえ、たくさんの薬をのまなければならないお年寄りに適した薬だといえましょう。

■科学的な研究も進む
 さらに漢方薬は、西洋医学では対処しにくい半健康状態から慢性疾患にいたるまで、広い症状に対処できることが、多くの先生方に認められるようになりました。
 このように、広く使われ、科学的な研究も進むようになってきて、漢方薬が今の医療にとって大切な薬であることが、西洋医学からも認められてきています。
 現在、多くのお医者さんが日常の診療で漢方薬を使っており、大学病院や総合病院でも漢方外来をもうける施設が増えてきています。

《参考資料》
http://www.tsumura.co.jp/kampo




なるほど・ざ・新製品!
第86回 『三條機械製作所』
間欠式オフセット輪転印刷機「NSO1−250」
環境にやさしい水無しオフセットラベル印刷機

 株式会社三條機械製作所(東京都千代田区神田須田町2‐11 TEL 03−3253−8351)では、環境にやさしい間欠式水なしオフセットラベル印刷機「NSO1-250」を開発、先の「JGAS2004」に出展し、大きな注目を浴びました。
 “精緻と微細”をコンセプトにした間欠式オフセット輪転印刷機「NSO1‐250」は、環境にやさしい水無しオフセットラベル印刷機で、ラベル印刷機の原点である印刷・各種加工が同時に行える。

 特徴としては、
1.高品質 精緻で微細なオフセット印刷ならではのラベル印刷を実現。
2.低価格 コンパクト設計により洗練されたスタイルの低価格機を実現。
3.環境 水を使わない印刷・加工で環境にやさしい印刷を実現。
 この他にも、@同社の特許バキュームシリンダーを採用し、独自のテンション設計により安定した印刷検討を実現し、紙ロスも最小限に抑えているA小ロットラベルに最適な一定長さのブランケットで印刷可能なノンカットモードでコスト削減が可能B独自のローラー配置でゴーストを抑え、最小網点の再現が可能C版面を一定温度に保ち、他のロール温度は高めに設定でき、地汚れなどの問題を根本から解決D印刷だけのオフセット印刷機でなく、いろいろな加工が同時にでき、多種多様なラベル製作が可能。標準付属の平抜きユニット、2NDパスに加え、複雑な形状の打抜きを可能にしたフレキシブルダイユニット、フレキソユニット、箔押しユニット、ラミネートユニット、バニッシュユニット、シートカットユニットがある。

主な仕様は次の通り。
▼印刷方式=オフセット輪転▼印刷版方式=水なしオフセット▼印刷面積=190×240o▼色数=1〜7色▼紙送り長さ=60〜195mm▼原反幅=90〜250o▼原反径=Φ600o ▼印刷速度=20〜150imp/min▼打抜き方式=フラットダイカット方式▼打抜き面積=190〜240o▼全刃長=2500o▼印刷カット比=1:1 1:2 1:3▼機械寸法=6562×881×1470(五色機)▼機械重量=約5500kg