バックナンバー

組合の楽しい便り投稿歓迎します。 Eメール  tlpa_1966@ka2.so-net.ne.jp
No.348
平成25年4月号
東京都ラベル印刷協同組合
〒111-0051  東京都台東区蔵前4-16-4
編集:広報・情報システム委員会
TEL(3866)4561 FAX (5821)6443


ラベルニュースNo.348  メニュー

リンテックショールームを見学
今年度最後の合同支部会開催
最新の印刷用資材などを紹介

↑TOP



  今年度最後の支部会は、3月22日(金)午後5時半より、合同支部会として開催され、飯田橋のリンテックショールームの見学会を開催しました。
  合同支部会には、30名の組合員・会友が参加し、初めに高橋邦浩西支部長の司会で、一階にある会議室に於いて、ショールームの概略の説明を聞きました。
  ショールームは、昨年リニューアルされたばかりで同社の主力製品であるラベル素材と表面基材である用紙、剥離紙、粘着剤、建装材や自動車関連製品、高付加価値製品の特殊紙、ラベルプリンターなどのサプライ製品、半導体関連の特殊粘着テープ、大判のオンデマンド印刷機などが展示されている。
  初めに特殊紙コーナーでは、特殊紙の製造工程と、その製造に欠かせない四つの技術(含浸、混抄、着色、表面加工)をパネル展示を見ながら説明され、特殊紙の種類の多さに目を見張りました。
  次いでラベル素材や剥離紙、剥離フィルム、半導体関連製品など、リンテックが手掛ける様々な粘着製品及び関連商品についての説明を受け、改めて同社の技術力の高さに驚かされました。
  最後に同社の新製品である『マイホログラムラベル」と、シリコーン微粘着タイプのREPOPシリーズの「RE503S」と「RE505S」が紹介されました。
  見学会終了後、飯田橋駅前の「素材屋」に場所を移して懇親会が開かれ、参加者は三月決算の会社も多いことから、景気についての話題が集中したが、支部会は情報交換の場であり、支部会に初顔の方も多く、やはり支部会に参加して、日ごろ聞けない情報を収集したいという姿が目立った支部会となりました。



第47回通常総会を開催
5月23日(木)ホテルラングウッドにて
参加は義務ではなく組合員の権利です!

↑TOP



第23回シール・ラベルコンテスト
今回も規定課題と自由課題で開催
4月30日締切りお早めに!

↑TOP

全日本シール印刷協同組合連合会は「第23回 シール・ラベルコンテスト2013」を実施します。
  このコンテストは全日本シール印刷協同組合連合会所属協同組合の組合員・会友の技術向上を目的に開催されるものです。
  優秀作品には、経済産業大臣賞、社団法人日本印刷産業連合会会長賞、全日本シール印刷協同組合連合会会長賞、全日本シール印刷協賛会会長賞などが贈られます(予定・申請中含む)ので、奮ってご応募下さい。

■応募資格
全日本シール印刷協同組合連合会所属協同組合の組合員・会友
■応募規定
巻取り原反で印刷又は加工し、通し回数3回以内で作製した作品(6部門は除く)大きさは原則としてA4版以内とする。
■応募部門
自由課題(1〜6)
  1. レタープレス印刷部門(平圧式凸版印刷機)
  2. レタープレス印刷部門(円圧式・輪転または間歇式凸版印刷)
  3. オフセット印刷部門
  4. 複合印刷部門(二機種以上の印刷機または加工機を使用)
    箔押し・エンボス加工など。箔・エンボスの面積が全体の10%以下の場合は他の部門へのエントリーができます。コールド箔使用の場合はその旨、明記のこと。
  5. 数字その他の部門(デジタル印刷・シルクスクリーン・フレキソ・グラビア等、 1〜4に該当しない場合)
  6. 数字アイデア開発部門(新規性・創造性をアピールする作品)
    機種・版式・通し回数等は一切問いません。


    規定課題(7〜8)

  7. 数字数字レタープレス(平圧式凸版印刷)
    印刷は3色印刷(特色)であり、通し回数は1回とする。使用原紙は上質紙55kg(クリームクラフトセパ)であり、印刷色は配布の色見本に近付けること。3色とも毛抜き合せで印刷すること。(色のせ不可)
  8. 数字レタープレス(輪転・または間歇輪転式凸版印刷)
    印刷は3色印刷(特色)であり、通し回数は一回とする使用原紙はキャストコート紙であり、印刷色は配布の色見本に近付けること。3色とも毛抜き合せで印刷すること。(色のせ不可)
7〜8部門とも製版時におけるデーターの補正は可とするが、8部門で青色のグラデーションが0%になる位置を変えてはいけない。
■応募点数
7〜8部門は各社一点に限る。
1〜6部門は点数制限なし。(ただし類似作品を2点以上出すと審査が不利になります)
    

  詳細については連合会ホームページをご覧ください。
  http://www.seal.gr.jp/
応募台紙は根組合事務局までご請求下さい。



日印産連が経産省に意見書を提出
「競り下げ方式」導入に断固反対

↑TOP

  日本印刷産業連合会(足立直樹会長)は、3月6日に茂木敏充経済産業大臣宛に『競り下げ方式』導入に対する意見書を提出しました。

1.意見
日本印刷産業連合会は、『競り下げ方式による競争入札』の導入に強く反対します。主な反対理由は、以下のとおりです。
2.反対理由
  1. 現在進められている対策に齟齬が生じること。
      『競り下げ方式』の導入は、現在健全な入札制度へ向けて進められている各都道府県レベルでの対策に齟齬が生じることとなります。
      ご承知のとおり、各地方公共団体において、『最低制限価格制度』又は『低入札価格調査制度』の導入が進んでおります。いずれの制度も入札価格が不当に低価格であるときは、契約の履行が不確実になること、製品品質低下が懸念されることが導入の主な根拠です。印刷産業会においても、適当な価格競争による経営の疲弊を防止し、健全な入札制度実現のために業界を挙げての『官公需改善運動』を長年に亘り行ってまいりました。
      このような中で、今回の『競り下げ方式」導入の動きは調達価格削減を主な目的とするものであり、各地方公共団体及び印刷業界において共通認識之下で進められている上記対策と齟齬が生じることとなります。
  2. 中小企業への経営圧迫
      官公需を大きなマーケットとする印刷業界に『競り下げ方式』が導入された場合の影響は計り知れず、値下げ競争に更なる拍車が掛ることが想定されます。印刷業界における約99.8%は中小企業であり、平成二十年以降、業界の悪化している業種としてセーフティネット保証制度の指定業種にもなっております。また、『印刷』は平成24年度に閣議決定された『中小企業に関する国等の契約リ方針』により、受注機会の増大を図るために『中小企業官公需特定品目」にも指定されております。
      以上のような経済環境の下で中小企業性の非常に高い『印刷』という品目に『競り下げ方式』が導入されれば、さらなる経営圧迫へ追い込むこととなることは明白です。
  3. 品質低下の懸念
      『競り下げ方式』はコスト削減という名目の下、乾いた雑巾を絞るような制度であり、企業の適正な利益確保を組加勢する要因をつくり、ひいては『印刷』の総合的な品質低下を招くものと危惧致します。
      各印刷会社においては、環境への配慮や労働安全衛生の徹底等を行うと共に、安心・安全なより良い製品の製造を行っております。しかしながら、『競り下げ方式』は単純に価格の実を基準としており、こうした環境配慮型経営ともいえる企業努力が考慮されないことになります。
      導入の結果、周囲の環境や品質に配慮した企業が淘汰され、コスト削減の実を追及する一部の企業のみに受注が集中することが懸念されます。
3.地域経済の活性化に向けて
  当会も行政コスト削減の重要性は十分に理解しており、コスト削減の方針に反対するものではございません。しかしながら、官公需が経済の活性化、雇用確保や千葉産業の育成、ひいては各種税収へ貢献していることを考慮すれば、『競り下げ方式」の導入は過当な価格競争を生じさせるのみで、長期的に取り返しのつかない地域経済の疲弊を招くものだといえます。
  「印刷産業」は、日本全国の地域経済活性化を支える産業として今後も広く地域に貢献していきたいと考えており、上記の各事情から当会は『競り下げ方式』の導入には強く反対いたします。



有事の際の印刷データの保管について
重要なデータ認識し分けて管理が大切
創風システムがデータ管理について提案

↑TOP

  印刷データの保管について
災害や事故、盗難によるデータ消失を防ぎ、顧客との信頼を守る「データ管理とBCP」

  そもそもデータ(情報)ってなんでしょうか?
   個人で言えば、

  などなど。大切な思い出や、重要なデータが沢山ありますよね。
  では、会社に例えればどうでしょうか?

  などがあります。ここで想像して下さい。もし、これらのデータが消えてしまったら・・・
  パソコンが壊れないという、幻想・願望にとらわれていませんか。

  また、盗難や紛失だってありえます。重要なデータが消失すると、仕事が止まる、顧客の信頼を失うなど、経営危機に陥ります。さらに、会社としてはそのデータを「どのように管理しているか?」も重要なのです。そこで質問です。

  これらの質問に全て答えられる方は少ないと思いますが、ここで申し上げたいことは、データを管理するということは、バックアップのほかにもこれらのことにも注意が必要だということです。

  つまり、データは「平等ではない」ということです。
  全てのデータを管理するのではなく、重要なデータを認識し分けて管理することが大切なのです。これを機会に、データに意識を持ち、データを整理し適切な管理をしましょう。データ管理のポイントは以下の通りです。

  では、具体的にバックアップ方法について考えてみましょう

(1)自分自身でバックアップをとる(社内保管)
  最低限の処置。外部ストレージなどを使いコピーする。(USBメモリ、HDDなど)手動は大変。定期的の保存されるバックアップソフトと組み合わせると良い。
(2)バックアップを分散して保管する
  バックアップ先を社長宅や支店、あるいはバックアップ媒体を持ち歩くなど。
  いずれの場合も持出には十分な注意が必要です(落下による損傷、盗難や紛失など)。
(3)クラウドサービスを利用する  その(1)
  DropBox などの無料サービス(容量を増やす有料サービスもある)を利用する。無料の容量は少ないが、手軽に始めることができる。共有サービスのためセキュリティ面と速度、及び容量が課題。
(4)クラウドサービスを利用する  その(2)
  有料サービスを利用する。現在は様々なサービスがあります。弊社でも「SoFuクラウド」サービスを提供しています。「専用サーバープラン(Windows Server)月額 20,000円(税別)から」





No.111 健康がいちばん!
肺炎は日本人の死亡原因第4位
免疫力が落ちている時は要注意

↑TOP

■マダニ媒介の感染症
  屋外に生息するマダニが媒介する新しいウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について、厚生労働省は12日、新たに男女3人が感染していたと発表した。いずれも回復している。SFTSではこれまでに5人の死亡が確認されているが、回復例の確認は初めて。
  2011年に中国で世界で初めて明らかになった感染症です。病名は重症熱性血小板減少症候群マダニが媒介するウイルスに感染し、発病するものです。
  ウイルスの名前はSFTS。SFTSというのは「重症で熱が出て、血小板が少なくなる病気」という意味の英語「Severe fever with thrombocytopenia syndrome」の頭文字をとったものです。名前の通り、血液の中の血小板が破壊されてしまいます。
  血小板は出血を止める大切なもの。最終的には体のアチコチで出血し、血が止まらなくなってしまうという病気です。
■どんな症状か
  潜伏期間は、ダニにかまれてから6日から2週間。初期症状は発熱、倦怠感、食欲低下、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢神経症状も出て頭痛、筋肉痛、けいれん、意識障害そして出血です。皮下出血、血尿、血便、下血など。
  血液を検査すると、血小板や白血球が減少していることがわかります。これまでは原因不明の病気となりますが、現在は、ウイルスに感染しているかどうかは検査でわかります。
■治療方法は
  抗ウイルス薬やワクチンはありません。症状に応じた対症療法で対応します。感染して直ちに命の危険があるわけではありません。
  感染した人全体の数がわからないので、割合はよくわかりませんが、中国での推定では感染して亡くなる人は10%前後ということです。
■マダニとは
  マダニには日本全国に生息し、40種類以上います。日本で確認された4人の方はマダニに咬まれたという報告はありません。従って、どんなマダニが媒介したのか種類はわかりません。
  中国でウイルスを媒介したとされるのは「フタトゲチマダニ」日本などアジア各地にも生息しています。家にいるイエダニなどとは種類が違います。
  大きさもイエダニなどは一ミリ以下ですが、「フタトゲチマダニ」は三から四ミリ。血を吸うと一センチ以上になります。主に、森林や草地などに生息しています。
  マダニの活動する季節は春から秋。ですから、これから暖かくなるにつて警戒が必要になります。マダニは人や動物が近づくと、熱や匂いで感知して飛びついてきます。
  毛の多い部分を避け、皮膚に管を差し込んで血を吸います。数日から十日間位、咬みついたままです。神経を麻痺させるような物質を出すので、咬まれたことに気づきにくいという特徴があります。
  野山に出かけた後、発熱など初期症状が出て、倦怠感や消化器などの異常を感じたら、医療機関(内科)へ行き診察や治療を受ける。そのときに、山歩きをしたことなども説明して下さい。感染しているかどうかは検査でわかります。

[参考資料]
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/147338.html



TOPへ